こんばんは 中村です
いよいよ遠藤先生の新作『愚者の星』1巻が発売されましたね
遠藤先生は高校時代、実家の窓からラブホテルの看板を見ていたそうですが、
私は高校時代に遠藤先生の『EDEN』に出会い、
SFやらS〇Xやら気分が高揚する何某やらの偏った知識を身につけていました
例)「家で愉快なパーティをする時は、玄関ドアの内側に自転車をくくりつける」
遠藤先生の作品は「戦い」が描かれる事が多く、上記『EDEN』をはじめ、
『オールラウンダー廻』や『ソフトメタルヴァンパイア』でも
規模の違いこそあれ、物語の主軸・テーマには「戦い」がありました
そしてその「戦い」を生き抜く「戦士」の生き様が、
常に作品の魅力としてあるように思います
『愚者の星』も主人公の少年シンタが父親 (義父) と狩をする、
野生相手の「戦い」のシーンからスタートします
このシーン 私は『EDEN』のエリヤが子供の頃、
父親エンノイアと狩に行くシーンを思い出しました
二人が家に帰ると、シンタの姉 (従妹) ナーヤが登場します
もう最初の登場シーンから、物語の早いタイミングで殺され、
シンタの心の傷・復讐の糧になりそうな気配がプンプンします
遠藤先生の作品を読んできた私には分かります
いやでも、もしかしたらシンタを引っ張る形で生き残ったりするかも…
どんな形であれ生きていてくれたら嬉しい…
更に話が進むと本格的な「戦い」のシーンが増え、
シンタ達を狙う敵や守ってくれる味方の存在、
人種間の対立など、この世界の全容が徐々に明らかになっていきます
※詳細は是非読んでみてください
ちなみに戦闘フォームは最初、人狼族に似ているかなと思ったのですが、
こちらも物語が進むにつれて徐々に変化していきます
表紙を見ると明らかなのですが、アーマー部分は赤色なんですね
また今回 1巻全体を通して感じたのですが、
ギャグシーンがほとんどない、全編シリアス強めの展開でした
これからのストーリーでは笑って話せる仲間が増えてくれると嬉しいです
2巻を楽しみにしております
それでは また