中村ほどほど日記 -漫画の感想ブログ-

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【漫画】愚者の星 1巻を読みました

こんばんは 中村です

いよいよ遠藤先生の新作『愚者の星』1巻が発売されましたね
遠藤先生は高校時代、実家の窓からラブホテルの看板を見ていたそうですが、
私は高校時代に遠藤先生の『EDEN』に出会い、
SFやらS〇Xやら気分が高揚する何某やらの偏った知識を身につけていました
例)「家で愉快なパーティをする時は、玄関ドアの内側に自転車をくくりつける」

遠藤先生の作品は「戦い」が描かれる事が多く、上記『EDEN』をはじめ、
オールラウンダー廻』や『ソフトメタルヴァンパイア』でも
規模の違いこそあれ、物語の主軸・テーマには「戦い」がありました
そしてその「戦い」を生き抜く「戦士」の生き様が、
常に作品の魅力としてあるように思います

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遠藤浩輝 愚者の星 6,7ページより

『愚者の星』も主人公の少年シンタが父親 (義父) と狩をする、
野生相手の「戦い」のシーンからスタートします
このシーン 私は『EDEN』のエリヤが子供の頃、
父親エンノイアと狩に行くシーンを思い出しました

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遠藤浩輝 EDEN8巻 110P エリヤとエンノイアが狩をする場面

二人が家に帰ると、シンタの姉 (従妹) ナーヤが登場します
もう最初の登場シーンから、物語の早いタイミングで殺され、
シンタの心の傷・復讐の糧になりそうな気配がプンプンします
遠藤先生の作品を読んできた私には分かります

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遠藤浩輝 愚者の星1巻 17ページより メガネが似合うナーヤ

いやでも、もしかしたらシンタを引っ張る形で生き残ったりするかも…
どんな形であれ生きていてくれたら嬉しい…

更に話が進むと本格的な「戦い」のシーンが増え、
シンタ達を狙う敵や守ってくれる味方の存在、
人種間の対立など、この世界の全容が徐々に明らかになっていきます
※詳細は是非読んでみてください

ちなみに戦闘フォームは最初、人狼族に似ているかなと思ったのですが、
こちらも物語が進むにつれて徐々に変化していきます
表紙を見ると明らかなのですが、アーマー部分は赤色なんですね

また今回 1巻全体を通して感じたのですが、
ギャグシーンがほとんどない、全編シリアス強めの展開でした
これからのストーリーでは笑って話せる仲間が増えてくれると嬉しいです
2巻を楽しみにしております

それでは また